山道から、中山道39番目の宿場町・須原宿を見下ろす。背後には初冠雪したばかりの木曽駒ヶ岳も見えている。そんな静かな山間の宿場町を中央西線が誇る特急しなのが駆けていった。紅葉に美しく染め上げられた木曽の山々を車窓の友に。
since 2005.9.1 / Last update 2024.11.1
貨物列車に、特急列車に、ローカル列車にとバラエティ豊かな中央西線と、木曽の山中深くをトロッコが走る赤沢森林鉄道で、錦秋に染まる木曽路の旅を楽しむ。燃え上がるような木曽の秋に心は否応なく踊るのだ。(2024.11.1)
近江八幡市の東部にある野田町では、数年前まで、近江鉄道沿線の休耕地に広大なコスモス畑が広がり、10月中旬にはピンクや白の花が咲き競っていた。そんな野田町のコスモス畑を中心に、近江鉄道沿線の秋の景色を追った。(2024.10.2)
愛媛県を走る予讃線と予土線。予讃線といえば海沿いを走る区間、予土線といえば四万十川に沿う区間が絶景なのだが、沿線には実は田園地帯も多い。実りの季節には黄金に輝く田んぼが車窓を楽しませてくれる。(2024.9.1)
角館から鷹巣までを結ぶ秋田内陸縦貫鉄道。その名のとおり秋田県の内陸部を南北に貫く秘境感たっぷりの絶景路線だ。緑濃く、花も咲く、田んぼアートも鮮やかな、そんなまぶしい夏を迎えた内陸線を撮り歩いた。(2024.8.2)
東日本大震災から10年の節目に、ようやく足を向ける決意が持てた三陸鉄道へ。当時の悲惨さと、復興への力強い意志と、変わらない三陸の絶景が出迎えてくれた。厳しい経営環境は続くが、ずっと応援していきたい。(2024.7.2)